コメントと撮影:グリーン・Kさん
フジバカマ
秋の七草で、いちばん遅くに花が咲きました。万葉の時代は香草で有名…今は、ほとんど知ることもない。
やたら減って絶滅危惧種。
生乾きの葉っぱは桜餅の香り(クマリン)…桜の葉っぱでお馴染み。生の葉っぱを揉んでも桜餅の香り、お試しあれ。
この香りは虫に食べられないため。アサギマダラの幼虫の食草…犯人はこやつ。
シオン
秋に薄紫色の頭花(頭のかたちの花の集まり)を散らばった房状に多数咲かせる。別名がオニノシコグサ(鬼の醜草)、かわった名前。只今、開花ちゅ~う。
ヘディキウム・コロナリウム
なんともいい香りの白い花を咲かせ…雄しべのずいちゅう(筒)から注頭が顔だし。その理由はわからんそうです…😄
ヘディキウム
花を楽しむ為に作られた園芸品種の総称。別名ハナシュクシャ(花縮砂)。
原種のシクラメン
かがり火花、ぶたの饅頭。かがり火花は綺麗だが、ぶたの饅頭はへんてこりんな別名。
ヤマタカマイマイ
これは珍しいカタツムリ🐌山のかたちの殻を持つ。
めったにお目にかかりませ~ん。
ホタルガ
昼間にヒラヒラ飛んでるのは、蛾の体内にある毒成分を鳥が知ってて捕食できないから。ホタルに擬態しているのは、外敵に毒があることを知らせるため。
因みに、ホタルは光るで有名ですが、食べる人はいないけど、猛毒で~す。
五色イタドリ
若葉を揉んで傷口に貼ると血が止まり、痛みが和らぐ。ヨーロッパでは、爆発的に増えて大問題になってる。痛みを取ってくれるはずのイタドリに痛い目にあってる。
ガウラ
穂状に咲く花が風に揺れる様は、蝶が飛んでいるようで、やさしい風情が感じられる。実生でよく育つので、気がつけば、庭はガウラだらけ。
コバノギボウシ
夏に花茎を伸ばし淡紫色の涼しげな花を、総状花序に、下から順に咲かせる。朝に開花して午後には萎びる1日花。
ミズヒキ
花はどうなっているのか、あまりにも小さいので、マクロで確認。
よくみると花まで紅白…😄
キンミズヒキ
可愛い小さな黄色い花を穂状に咲かせる。果実には棘があるので用心。
タムラソウ
アザミの仲間に似ているが、葉っぱに棘がない。
秋の訪れを告げる花。因みに、アキノタムラソウはシソ科です。
茎の先に紅紫色の頭花(頭の形の花の集まり)を上向きに咲かせる。名前の由来はわからないそうです。
シュウメイギク
八重咲きの花が菊に似ているから。華奢(きゃしゃ)な葉茎の先に白やピンクの可憐な花を咲かせる。風に揺れる葉茎は楚々として、どこか儚げな美しさがある。
地下茎から出る茎だから葉茎。ほんま、地下茎でよく増えます。ジュウヤクみたいに…。アネモネの仲間。
(お写真の提供、ありがとうございました。)
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