10/14(水)〜27(火)、フルルの散歩。

ヤブサンザシ フルルの散歩
フルルの散歩

10月27日(火)

10月14日〜10月27日までのお花の写真、頂きましたのでどうぞ!

メインの撮影:グリーン・Kさん

コウヤボウキ
コウヤボウキ、遊歩道より。

コウヤボウキ
キク科 コウヤボウキ属
落葉小低木

山道の緑の木々、この道すがら、沢山のコウヤボウキが咲く。
枝はよく分かれ長い枝を垂らす。

花の咲く時期は秋で、一年目の枝の先端に咲き、白い小花がまとまって、一輪の花をつくる。
1コずつの小花は長い筒状で、先端が細く5裂して、くるりと反り返る。
葷酒山門に入るを許さず。

葷酒(ニンニク、ニラ、ノビル、ラッキョウ、ネギと酒)高野山では竹を植えるのを禁じられいたので、コウヤボウキの枝を用いて、箒を作った所から…

コウヤボウキで作った手箒
コウヤボウキで作った手箒
リンドウ
リンドウ、ふるさとの花園より。

リンドウ(竜胆)
リンドウ科 リンドウ属
多年草

暖かい日差しのなかで、青紫色で5裂に上向きの花を数輪、晴れた日だけ開く。
花期は10~11月。

良薬口に苦し。熊胆(くまのい)よりも、更に苦いから竜胆と名付けられた。
根と根茎が生薬に…。胃もたれ、胃酸過多に薬効。
別名:イヤミグサ(胃病み草)、ケロリグサ(直ぐ効くから)

花言葉、悲しんでるあなたを愛する。

スカビオサ
スカビオサ、ふるさとの花園より。

スカビオサ
(和名:マツムシソウ)
スイカズラ科 マツムシソウ属
多年草

ユニークな花形で、高原のお花畑を彩る爽やかな花。
マツムシソウが鳴く頃咲くので、この名がついた。
小花が集まって大きな頭状花をつくり、外側の花弁か大きくひろがるのが特長。
四季咲き性が強く、次々と長い間咲き続ける。マツムシソウ科で分類される場合がある。

モチツツジ
モチツツジ、遊歩道より。

モチツツジ
ツツジ科 ツツジ属
半常録性な低木

名前の言われは、萼と花柄に腺毛が密生して、非常にネバネバしている。
腺毛から粘着性の物質を出し、昆虫の食害を防ぐ。蜜標が上の花弁にあって、そこに、チョウ類専用の管状のものがある。この管の奥に蜜がある。

モチツツジの花期は4~6月。春葉と夏葉がある。よく遊歩道を歩いてると、狂い咲きしている。

コマユミ
コマユミ、香りの丘付近より。

コマユミ
ニシキギ科 ニシキギ属
落葉低木 草

日本各地の山野に分布。小さなマユミの木という意味合い。
性質はニシキギそのもので、両者は同じ木で、よくみれば枝にコルク質の翼ができるものをニシキギ。

9月中旬頃から紅葉し、その色合いが鮮明。雌雄同株、花には雌花、雄花がある。実は毒性がある。

アキチョウジ
アキチョウジ、ふるさとの花園より。

アキチョウジ
シソ科 ヤマハッカ属
多年草

丁の字というより、タラコ唇の魚にみえる。お馴染みの漢方、丁子の花に似る。

シソ科なので、茎は角張っている。
シソ科は茎が枯れても、水をおしあげているので、マイナス気温になれば霜柱ができるかな…

いろんなシュウメイギクたち

シュウメイギク撮影:カルチャー・Mさん

お洒落になったはなぶん入り口

週末の楽しい風景

ナガミカズラ
ナガミカズラ、大温室より。

ナガミカズラ
イワタバコ科 ナガミカズラ属
日本では西表島のみ自生

雌しべが1つとびだしている。雄しべは4つ。
絶滅危惧IA類希少野生種。こんな希少価値な植物が温室に咲いている。

サクラタデ
サクラタデ、ひょうたん池より。

サクラタデ
タデ科 イヌタデ属
水生植物 多年草

タデ科のなかでは花は大きい。
花期は8~10月。
雌雄異株。花被弁は5裂で萼弁。サクラの花ににるから…。

花言葉、愛くるしい。
なるほど、納得。

ツチイナゴ

ツチイナゴ

バッタとイナゴの違い。イナゴはバッタの一種。バッタは総称。
パンジーとビオラの違いと同じようなもの。パンジーは3㎝以上、ビオラは3㎝以下。ほんなら、3㎝はどっちや。

🔎したら目の下が涙たらたら模様。だから、涙目イナゴ。
何代も何代も寒い冬を、耐えしのぶから・・涙ポロポロ、涙目イナゴ。
成虫で唯一越冬できるバッタ。

ミゾソバ
ミゾソバ、ひょうたん池より。

ミゾソバ
タデ科 イヌタデ属

別名、ウシノヒタイ(葉っぱが牛の額に似てる)。

晩夏から秋にかけて、金平糖のように、小さな花が集まって咲く。溝など湿ったところに生える。花弁は退化して萼弁。
花言葉、純情。
白い花弁の先がほんのりと紅色しているから。恥らって頬を赤く染める少女を連想。

サラシナショウマ01
サラシナショウマ、ふるさとの花園より。

サラシナショウマ
キンポウゲ科 サラシナショウマ属
多年草

サラシナとは、若葉を茹で、アク抜きのために水に晒してから食べたから。両性花と雄しべだけの雄花をつける株がある。
根茎は「升麻」という生薬。升麻はキンポウゲ科及び近縁種を生薬に使う。
サラシナの最後にナがつくのは、食べられることを教えている。

撮影:ガーデン・Yさん

(本日も写真の提供していただいた方、
ありがとうございました)

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