12月 2日(火) 草木染め活動・サンシュユ、サルスベリ、ヤシャブシ
今回はサンシュユ、サルスベリ、ヤシャブシと3種類の染めをしました

サンシュユとサルスベリは園の剪定したものを頂きました。
ヤシャブシは、フルルのよく山へ行かれる会員さんが山で取って来て下さったもので
取るのに1時間もかかったそうですよ!
どの素材も自然の恵み、有り難く使わせて頂きます🙏
🍂🌸🍂
模様をつけた布をぬるま湯に浸けて染める用意をします↓


煮て染め液を作ります
サンシュユ


サルスベリ


ヤシャブシ

20分煮てる間の少しの時間に次のための縫い絞りをして作品作りをしている人もいました。
熱心です😯↓


染め液が出来たら、布を入れて煮ます
サンシュユ

サルスベリ


ヤシャブシ


白い布の一部だけ鍋に入れているのはブラウスの一部を染めたいからだそうです
次は媒染です
今回は見本用の小さい布以外は全部「鉄媒染」をしました
鉄媒染液もメンバーが作った自前です。



水洗いして干して完成です✨



作者はくしゃくしゃしただけと言っていましたが模様が面白いですね↓

柿渋で1度染めてから今回また重ねて染めたそうです↓

サンシュユは今回初めて染めました
煮ている時はあんまり色が入ってないね~と期待が薄かったですが
完成してみたら薄い紫がかったグレーになっていて他ではないきれいな色目でした
やってみてわかる事がたくさんあります。↓

3種類同時進行!でしたが、鍋ごとの時間を当番の人が書き出してくれてスムーズに進められました。
忙しくも楽しい染めの時間でした。
一色に染まるのではなく、地模様のような趣のある染め上がりになったと喜んでいる人もいました☺️
12月20日(土) 草木染め活動・一閑張下塗りと反省会
年内最後の活動は一閑張下塗りと反省会でした。
一閑張下塗りは竹ザルなどに和紙を糊で張り付けていく作業です。
水糊2種類と水を混ぜて糊を作ります↓


手で混ぜただけでは固まりが残っているので、ザルで濾しました。
和紙を手でちぎって空気が入らないように塗り重ねていきます↓


手でちぎるのがポイント。
ちぎった時の紙の繊維が出ている状態の和紙を貼り重ねる事できれいな仕上がりになるそうです。




お習字した半紙は模様になり出来上がりが面白いです。


全体に和紙が貼れたら一旦乾かします。
乾いたらまた和紙を重ねて貼り付けていきますが、すぐに乾かないので持ち帰り、貼り付けは次回の染め活動までの宿題です。
🍂🌸🍂
反省会はコーヒーとおやつを用意して和気あいあいと行われました。
染めに使える布をたくさん頂いたメンバーがメンバー全員分に分けて抽選くじを用意して、楽しいくじ引きの時間もありました。
本当はそれぞれが染めた自慢の布の発表をする予定でしたが、
年度末へ向けて残っている染料を使いきって整理していきたいという話や
今年の振り返り、来年度の話などであっという間に時間が過ぎていきました。


今年も忙しくも楽しい染めの時間でした。
来年もどんな色に染まるか、ワクワク楽しみたいと思います。

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