11月3日(火)
10月29日〜11月3日までのお花の写真、頂きましたのでどうぞ!
全撮影:グリーン・Kさん
トリカブト
キンポウゲ科 トリカブト属
多年草
舞楽の鳥兜のような青紫色に咲く姿は、吸い寄せられるような美しさ。
花弁ではなく萼弁。花弁は上萼弁のヘルメットの中に収められています。
ブスの語源、と言われています。
トリカブトは漢方の生薬では附子(ブシ)、毒は附子(ブス)と呼ばれます。
トリカブトの毒にあたると、神経が麻痺し無表情になることから
ブス=不美人・・ということです。ブスという漢字があることに驚き!
全草猛毒。この毒は傷のない皮膚や粘液から吸収されるので、素手で触れないように・・。
昆虫には毒が効かないから、園内のトリカブトは昆虫に食べられあわれな姿。
マルバノキ
マンサク科 マルバノキ属
落葉低木
丸いハートの葉っぱが可愛い!
マルバノキの花は、赤く色づいた葉が散り始めた頃に咲き始めます。
マンサクのような形の赤い小さな2つの花が背中合わせに咲きます。
赤くマンサクに似た花が咲くので、ベニマンサクとも呼ばれます。
ヨメナ
キク科 シオン属
多年草
夏から秋にひっそりと、湿ったところや道端に普通に生えます。
ヨメナの由来は、嫁のように可愛い花を咲かせるから・・。
花言葉は、「かくれた美しさ」
ヨメナを生花にして飾ったら、こころがほんのりあったかくなるかも・・✨
ヤマハッカ
シソ科 ヤマハッカ属
多年草
別属のハッカに似ていますが、香気はありません。
山に生えるから付いた名。花穂は次第に長くなり、節ごとに何段にもかたまって
花がつく(集散花序)。節には小さな葉がつきます。
花言葉は、「思いやり」
ヤマハッカに似たイヌヤマハッカ。
植物の名にイヌがつけば、役に立たないものと言われています。
ヤマハッカも香りが無いのですが・・。
アシボソノボリリュウタケ
ノボリリュウタケ科 ノボリリュウタケ属
キノコはカビの一種
びっくり、しゃっくり、玉手箱。
目に見える大きな子実体(松茸、椎茸など食べてるもの)をつくるのがキノコ、
つくらないのがカビです。
パンなどにできるカビも、秋、美味しいと言って食べてる松茸も、カビの一種。
漢字では「脚細昇竜茸」。
竜がつく強そうな名前と違って、へんてこなハート形が可愛いですね。
全国に広く分布しています。
サルビア・インボルクラータ
シソ科 サルビア属
常緑多年草
秋の澄んだ空気に鮮やかな花色が映えます。別名ローズリーフセージという
大型の宿根サルビア。
庭植えで放任すると2mほどの草丈になるので、6月頃に切り戻しがベスト。
切り戻し時期が遅れると花が咲かないのでご注意を。
プレクトランサス’モナ・ラベンダー’
シソ科 ケサヤバナ属
(またはプレクトランサス属)
宿根草
南アフリカ原産。
花茎の色と花のくっきりしたコントラストが、人目を惹き付けます。
花言葉は、「沈静」
花の色合いが落ち着いているので、こころが静かになりますね。
短日植物(日が短くなると開花)で、10~11月の開花は見事です。
ただ、寒さに弱いので、冬は室内の窓辺で育てましょう。
(本日も写真の提供していただいた方、
ありがとうございました)
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